セレンディピティ
というスリランカの言葉がある。
意味
簡単に言うと「幸運に恵まれる才能」の事で
語源はスリランカ童話に由来する「セレンディップの三人の王子たち」
旅する王子たちが、意外な出来事に出会う度に、思いがけない新しい発見の喜びを味わうという展開になっている。
この言葉を知ったのはある本を読んだ時で、こう書いてある
以下抜粋
セレンディピティには、1つ絶対に欠かせない大切な条件がある
それは「常に何かを求める必死の努力」である。
腹に落ちた言葉だった。
私は、この言葉を知る前からそれに近い事を講演で話をしていた。
「行動にうつせばそのエネルギーに人が集まってきて、自分が思っていた大きな壁が一瞬で人の協力により乗り越える事ができる経験を何度もしてきた。人任せにすればいいという意味ではなく、まずは1歩ずつ行動する事で人・エネルギーが集まり、人の協力によりプロジェクトは大きく進んでいく」
事例としては
私が、イベントで道路を通行止めにしようとした時に最初は行けるような話だったのが途中からダメになった。
しかし、イベントは通行止めにしないと開催できない。。
そこで、諦めずに一歩ずつ行動していたらその噂を聞いた方が協力して下さり、通行止めは可能になった。
当時の私は「信用」「実績」「人脈」もなかったがその方はその3つを持っていた為通行止めができた。
これは、私が追い求めたからそのエネルギーから人に繋がりセレンディピティが起きたと思う。
もう1事例
私は、美のまちプロジェクトというものを行っていた。
これは空テナントを30件同時開業するというプロジェクトであった。
結果1年間で22件の美容店舗が開業したプロジェクトである。
立ち上げ時には17件程の出店希望者がいたが
その後、テナント条件が合わない、出店が怖くなった、家庭事情等で
出店が7件程になったり、入れ替わりで立ち上げメンバーは0になったりとかなり辛かったが
プロジェクトを進める中で、様々なイベントや説明会等を繰り返していく中でセレンディピティは起き続けた
◎他団体とタイミングが合って共同イベント開催
◎資金で困っている時に条件に沿う補助金の情報獲得
◎美のまちに賛同して下さった企業が土地買収を行い新築の美にまつわるビルの建設決定
◎様々な人と出会い出店者が予定より増加
◎若手経営者のホープがプロジェクトに参加してくれて飛躍的に活動が活発化
などなど
最初、想像していた事とはかけ離れた人の手助けや、協力により
プロジェクトが大きく動いていった。
例を出すとキリがないが
そういう経験を今までしているので
プロジェクトを興す時
ある程度までは考えて、そこから先はセレンディピティが起きる事をイメージしながらスタートさせる。
※セレンディピティ便りという意味ではないです
考える事は大事だが、考えすぎてやらないのはもったいない。
最後は修正力だと思っています。
「常に何かを求める必死の努力」
があれば、セレンディピティが起き
それを体験した方には理解できる話かと思います。
過去に、酒の場でこの話をして共感をしてくれた方が4人いた。
人間1人の力はしれている
1人で何でもするのではなく
winwinの関係を構築し様々な人の力を借りて
連携させてプロジェクトを大きくしていくのが最善であり最短であると思う
それが出来る人が大きなプロジェクトを作っていっているのかと思う。
そこには必要なのは
◎「常に何かを求める必死の努力」
◎「リスクを背負った1人の覚悟」
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