私、竹本祐司と申します。
まちづくりソフト業(以下まちづくりと言う)という非常に分かりにくい仕事をしております。
ソフト構築は「コンテンツ」より圧倒的にプレイヤー次第だと考えております。
同じコンテンツでも人次第で「成功」にも「失敗」にもなり得ます。
プレイヤーの「覚悟」と「事業構築力」次第だと考えます。
この仕事は産業化されておらず、プロが殆どおりません。
まちづくりにおいて、ソフトの方が重要視されている中でアマチュアだけでは限界があります。
日本でプロを増やし産業化していく事が必要だと思います。
また、教科書が無い為間違ったやり方をしている方が非常に多いと思います。
現在も、活動を行い成功・失敗を繰り返しノウハウを構築しております。
実践者と研究者という気持ちで仕事をしております。
私は、21歳の時に起業し、趣味でイベント等を行っておりました。
29歳の時にご縁があり、福井駅前で1500人合コン「UTAGE」を開催致しました。
中心市街地活性化には全く興味なかったですが、福井駅前の空きテナントは年々増え続け
商店主さんから「助けてくれ」「何とかしてくれ」と言われるようになりました。
様々なまちづくり関係者に話を聞きましたが具体的な施策無し。
ワークショップに行っても参加する事がまちづくりしているという雰囲気に違和感を感じ自分で実践しようと美容店舗を誘致する「美のまちプロジェクト」を設立しました。
結果1年間で21店舗がテナント出店しましたが、そこにいくまでには「裏切り」「失敗」等多くの壁がありました。
私は、経営者活動とまちづくり活動を通して、まちづくりの難しさを感じました。
まちづくりは、
・利益優先でなく社会的インパクト重視
・利他の精神によるモチベーションの差
・チーム制により明確な責任者がいなくなる可能性がある
等様々です。
一番大変なことは
まちづくりは、ボランティアが多く、稼ぐことは悪な風習がいまだにあることです。
私も若い時は熱血情熱系で利益が出れば企画に全て還元してました。
完全ボランティアで活動しておりましたが、まわりも皆辞めてしまい、それではダメだという事に気づきました。
また、多くの失敗や迷惑をかけました。
他の方も活動が活発化すれば似たような失敗をするのかと思います。
途中で諦めるのでなく、経験から得たノウハウを提供する事が恩返しになるのかと思っております。
途中でいなくなる地域プレイヤー。
どう育てるのか?今はそれを実証・研究しております。
昔は、赤い炎のごとく情熱的に利他の精神を押し売りして活動しておりましたが
今は、青い炎のごとく熱はありますが表に出さずに継続の為利益も追求し活動をしております。
同じ経験をした方には理解頂けるのですが経験していない方には理解をして頂けないのが現状です。
私のフェーズは第4です。
◆第1フェーズ「まちづくりをボランティアで行う」
◆第2フェーズ「まちづくりを継続する為に利益も追及し始める」
◆第3フェーズ「プレイヤーとして本業として自立」
◆第4フェーズ「プレイヤー育成」
◆第5フェーズ「プレイヤー育成の教科書を確立」
活動をまい進していきたいと思います!!
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